AI占いの危ない問題と、
私が「AIを使わない」占いサイトをつくったわけ
私が運営している星とルーンの占いサイトは、AIを使わずにサイト内で結果を出しています。文章は自分で書いたものを、AIで整形しただけ。最近はAI占いサイトも乱立していて、うちは正直けっこうアナログな作りなのですが、それにはちゃんと理由があります。
そもそも、ルーンやタロットは「ハルシネーションが少ない」
まず前提として、ルーンやタロットは、ホロスコープをAIに投げて読ませるより、ハルシネーション(AIのもっともらしい嘘)が全然少ないんです。
占星術の最大のハルシネーション原因は「天体位置や度数の誤計算」。一方タロットは、「カード名」と「正位置/逆位置」というテキスト情報(例:「塔 正位置」「カップの3 逆位置」)を入力データとして与えます。前提となるデータ自体に計算ミスが起きないので、ハルシネーションの絶対量は大きく減ります。カードの意味(象徴)の共通言語化も進んでいるので、特にタロットは、あんまりブレないと思う。
それでもAI占いに起きる、3つのクセ
とはいえ、AIにタロットを引かせて質問を打ち込ませるタイプのサイトには、独特のクセ(ハルシネーション)が残ります。タロット解釈の真骨頂は「カードの抽象的な象徴を、ユーザーの具体的な状況にどう接続(リーディング)するか」ですが、ここでAIの弱点が出ます。
もうひとつ怖いのは、個人情報
多くの無料AIサービスや、初期設定のままのAIチャットツールでは、ユーザーが入力したプロンプトや個人情報が「モデルの再学習」に使われる利用規約になっているケースが多々あります。
学習データに取り込まれてしまうと、将来、第三者が似た質問をしたときに、巡り巡って、あなたが入力した個人情報や悩みの断片がハルシネーション等で漏れ出てしまうリスクが、理論上ゼロではありません。占いって、いちばん人に言えない悩みを打ち込む場所なのに、です。
——そんなわけで、Webの占いアプリは「間違えるかもしれない」「個人情報を抜かれるかもしれない」という不安がどうしても残って、気軽に使えないなあ、と。自分が安全に使える占いアプリが欲しくてつくったのが、このサイトの動機のひとつです。
このサイトの仕組み(AIは使っていません)
この「星とルーン占い」では、ルーンの物理・確率のコントロールを、Webアプリ(JavaScript)が担当しています。AIには一切引かせていません。
fehu_upright / uruz_reversed)を確定させます。プログラム側で「厳密なランダム抽選」「正逆フラグの判定」「重複排除」を制御したうえで、提示される解説テキストは、私が考えて書いた文章を出しています。だから、ハルシネーション・文脈のブレ・過剰な忖度・流派の混同は起きません。
そしてJavaScriptで動いているので、入力データはどこにも残りません。引くときに何かを打ち込む欄もないので、質問は自分の心のなかだけで唱えてもらえればOKです。